夏の台所の悩みにおさらば!コンポストで快適な暮らし

木村 真知子
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気温も湿度も高い日本の夏は、コンポストのベストシーズン
太陽が高くのぼり、気温もぐんぐん上がると、いよいよ夏本番。
瑞々しい果物や夏野菜、酢の物が一層おいしく感じられるようになります。
一方で、じめじめとした梅雨、そして真夏の暑さが近づくと、キッチンの「生ごみ問題」が気になりますよね。
「すぐに出る生ごみのにおい…」
「気づくと発生しているコバエ…」
「水分で重くなったごみ袋…」
コンポストはそんな悩みを一気に解決してくれて、夏の暮らしを快適にしてくれるアイテム。暑くて湿気の多い時期は、コンポストにぴったりの季節です!
コンポストの微生物は、高温多湿こそよく働く
コンポストに投入された生ごみは、微生物のはたらきによって分解されていきますが、微生物は気温が25〜35℃のときにもっとも活発に働きます。気温が高く、湿度も上がる時期は、微生物たちにとって最高の環境なんです。
・ごみの臭いや虫の悩みも解消!
夏場は生ごみの腐敗が進みやすく、コバエ発生の原因にもなります。
でも、コンポストなら生ごみをすぐに投入できて、分解がはじまるので、においや虫の発生を抑えることができます。「入れて混ぜるだけ」の手軽さも、暑い時期にはありがたいですよね。
・ごみの減量+キッチンも衛生的に!
生ごみは水分量も多く、水分はにおいの原因にもなり、ごみ出しのストレスにつながります。コンポストを暮らしに取り入れることで、ごみ出しの回数が減るのも嬉しいことの一つです。
・夏のうちにたい肥が完成!秋の家庭菜園にも◎
夏の高温パワーを借りて、ぐんぐん進む分解。秋のガーデニングシーズンに向けて栄養たっぷりの堆肥を準備できます。
コンポストで、夏ならではの台所の悩みを減らして、楽しく夏を乗り切りましょう!
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