カルチャーデザイン部だより〜暑い時期こそ取り入れたいハーブウォーター

ハーブウォーターで涼ある暮らし
LFCのオフィスがある福岡では、雨を楽しむ間も無く、あっという間に梅雨が明けてしまいました。その後はまとまった雨もなく、暑い日が続いています。
暑い日が続く日々では、冷房の効いた部屋にこもったり、冷たい飲み物についつい手が伸びます。冷たい食べ物の取りすぎは、内臓を冷やすことで消化機能が衰え、からだに負担がかかってしまいます。
暑い時期を、涼しく快適に過ごしたい。
そんな時はハーブを使って身近に涼を感じる工夫をしてみませんか。
私たちのオフィスでは暑い時期は毎日ハーブウォーターを作ります。
オフィスガーデンには常に複数のハーブがあり、暑さにも強いハーブは毎日元気に生い茂っています。
ハーブウォーターの作り方
1.気になるハーブを数種類選び、たっぷり収穫します。
2.綺麗に洗ったら、全ての葉を軽く叩いてからピッチャーに入れ、水を加えます。
3.冷蔵庫で冷やします。香りは1〜2時間、薬効成分は4〜5時間ほどで抽出されます。
4.飲みきったら水を足して、丸1日繰り返し使います。
5.1日で飲みきって、使い終わったハーブはコンポストへ。
組み合わせるハーブのレシピは特に決めていません。
いろいろ試してお気に入りの味をぜひ見つけて欲しいです。
作り方のコツ
ハーブの葉をたたくことで、水にハーブの薬効成分が抽出されます。
お湯で抽出するハーブティとは異なり、熱に弱い成分もこわれることなく、体内に取り入れることができます。
汗をかく季節は、真水より、天然の栄養成分の含まれた水分のほうが吸収しやすいと言われています。
他にもハーブで涼を感じる使い方は様々あります。
・ベランダでミントを育てる
・ガラスの花器にハーブを飾る
・ドリンクにハーブの葉を飾りつける
・生のミントの香りを楽しむ
・水出し煎茶やほうじ茶に生のミントを入れる
・炒め物やサラダにミントを使う
・ペパーミント風呂(ミントをガーゼに包む)で涼を取る
ぜひ暮らしにあったハーブの楽しみ方を取り入れてみてくださいね。
『カルチャーデザイン部からのお知らせ』
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