カルチャーデザイン部だより 〜すてない暮らし「陳皮(ちんぴ)」づくり〜

みかんが美味しい季節です。柑橘類はビタミンCが豊富で風邪の予防や美肌に効果的、さらに皮は捨てずに陳皮として活用できます。
陳皮とは
陳皮はみかんの皮を乾燥させた生薬のこと、冷え性、喉の痛み、咳、健胃、リラックス効果など様々な効能があります。
皮は血流をよくし、体温を保つポリフェノールを含むため、お風呂に入れると体が温まり、冷え改善にGOODです。
陳皮の作り方
作り方はとても簡単。みかんの白い部分をできるだけ削ぎ落とした皮を、カラカラになるまで干して完成です。
乾燥した皮をフードプロセッサーやミルで粉砕すると使いやすいのでおすすめです。
みかん以外にゆずやポンカン、すだちなどの柑橘系でも作れます。
陳皮と唐辛子パウダーを混ぜると自家製一味を作ることもできます。また、お好みでごまや山椒を入れるとオリジナルの七味唐辛子が完成します。
お味噌汁やお鍋、酢の物、茶碗蒸し、お菓子などにかけると、爽やかな風味が効いていつもと一味違った料理に変身。
食卓が豊かになりおすすめです。
コンポストに入れる前に、このように可食部を増やすことは少し手間がかかりますが、食ロス削減にもなります。自分や大切な人の身体に良い効能がたくさんあり、捨てずに工夫して活用できるとお得で気分も◎
ぜひみなさんも試してみてくださいね。
『カルチャーデザイン部からのお知らせ』
カルチャーデザイン部では、コンポスト堆肥を使った「初めてのベランダ菜園講座」を毎月2回オンラインで実施しています。
「初めて家庭菜園に挑戦したい」「過去にうまくお野菜を育てられなかったけど再チャレンジしたい」
そんな方へ、栽培のコツから初心者でもたのしく学べる講座を開催します。
生ごみが土になり野菜に生まれ変わる、あなたから始まる食循環を一緒に体験しませんか?
講座の詳細はこちらから
関連ニュース

カルチャーデザイン部だより〜旬を食べ尽くす、夏野菜を使った保存食レシピ
今が旬の夏野菜。 たくさん収穫できる今こそ、保存食づくり 食卓に彩りを添える旬の野菜。 日本には四季があることで、野菜を通して食の豊かさや楽しみを感じることができます。 野菜には、出始めの「走り」「盛り」「名残」の3つシ […]

カルチャーデザイン部だより〜暑い時期こそ取り入れたいハーブウォーター
ハーブウォーターで涼ある暮らし LFCのオフィスがある福岡では、雨を楽しむ間も無く、あっという間に梅雨が明けてしまいました。その後はまとまった雨もなく、暑い日が続いています。 暑い日が続く日々では、冷房の効いた部屋にこも […]

カルチャーデザイン部だより〜梅仕事の王道、梅干しづくり
毎年の習慣にしたい「梅仕事」 「梅仕事」という言葉を耳にしたことがありますか? 梅が出回る5月中旬から6月はじめのころに保存食を作る一連の作業に、梅仕事という名前がついています。 梅干し、梅味噌、梅シロップ、梅酒、梅酵素 […]

カルチャーデザイン部だより〜新芽やつぼみで作る酵素シロップ
酵素シロップは、芽吹きの季節ならではの手仕事 一年の中でも、特に爽やかで過ごしやすい季節になりました。植物が一斉に成長し、新緑は美しく、さまざまな花が開花し植物のエネルギーを感じます。そんな植物の新芽や花芽、蕾を使った酵 […]