カルチャーデザイン部だより〜古くなったハーブをたっぷり使ったハーブスチーム&ハーブボールの楽しみ方〜

古くなったハーブ、どう使う?
庭先やプランターで元気に育つハーブ。
栄養たっぷりの堆肥で育てると、香り高いハーブがたくさん収穫できますよね。
ドライハーブにした後や、古くなったハーブティーの使い道に困っていませんか?
ハーブには様々な薬効成分や香りがあるので、捨ててしまうのはもったいない。古くなってもいろいろな活用方法があります。
今回は、家庭で簡単にできる、古くなったハーブをたっぷり使って体をいたわる、とっておきの方法を紹介します。
家庭でできるハーブスチームの楽しみ方
冬はお肌が乾燥したり、冷え、咳など呼吸器系の不調に悩まされることがあります。
そんな時はハーブスチームがおすすめ。
鍋にお好みのハーブを入れて、ハーブがひたひたになるまで水を加え、煮出すだけ。
沸騰するまで待つ間に、いい香りが部屋中に広がります。
テーブルになべしきを置いて、バスタオルや布を用意したら、準備OK。
鍋のふたをとって、バスタオルや布で蒸気をもらさないようにして、その中に頭をすっぽりと入れます。(ヤケドにはくれぐれもご注意を)
有効成分を含んだ蒸気が肌にしっとりと浸透し、温熱効果で血行促進にもなります。
また蒸気を吸入すれば咳や鼻詰まり、喉の痛みを和らいでくれます。
タイムやレモングラス、ユーカリなど殺菌抗菌作用があるハーブは風邪やインフルエンザの予防にも◎
もちろん、香りによる癒し効果もあります。
簡単!ハーブボールの作り方
もう一つのおすすめはハーブボール。
ハーブを細かくしてハンカチぐらいのサイズの布に包み、ボール状にしてまとめ、たこ糸で根元までしっかり巻いたら出来上がり。
詳しい作り方を紹介します。
用意するものは
・使いたいハーブ
・ハンカチくらいのサイズの布
・たこ糸約2m
使用するハーブの量は、布のサイズにもよりますが、今回は1個あたり約70gです。
好きなハーブを細かく刻んだら準備OK。茎などの硬い部分はのぞいておくと肌あたりが良くなります。
用意するものは、ハーブ、布、たこ糸だけ
1、2:布の四隅をつまんで持ちます
3:肌にあたる部分が痛くないか確認しながらもみほぐす。4:根本までぎゅっと絞る
5:凧糸でまいていく。 6:緩まないように根本までしっかりと糸を巻きます。この時は誰かの手を借りられると便利!
7:凧糸をしっかり結んで 8:できあがり!
できたハーブボールは湿らせた後、蒸して使用します。
香りが続く限り、繰り返し使用できるのも嬉しいですよね。
お肌に直接当てるとじんわりと熱が伝わり、血行促進や身体のコリがほぐれ、リラックス効果もあります。
古くなったハーブを贅沢に使って、五感から冬の冷えや疲れを癒し、元気に春を迎えましょう!!
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